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寝取られ漂流記

第9章 17歳秋

「あの」
「こういう所では初めて?」


その言葉だけで全てを把握した。
この人はここでするつもりなんだ。


こんな住宅街のど真ん中でエッチする。
考えただけでゾクゾクする。


しかも相手は殆ど知らない男の人。
興奮しない方がどうかしてる。


「初めてです」
「そっか。なら始めはここでしようか」


お兄さんは、車のシートを倒すと後ろに移動する。
後部座席を寝かせるとあたしを手招きする。


あたしもそれに続いて、シートを倒した。


「一応言っとくけどあまり声上げちゃダメだよ?周りにバレちゃうから」
「はい」


お兄さんは返事をしたあたしの唇を優しく奪った。

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