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寝取られ漂流記

第10章 17歳冬

晃佑の思ってる事は分かる。
なんで先に自分のを舐めないのかと思っているのだ。


「れろっ……ちゅ///」


分かっていてあたしは結斗先輩のに舌を這わせる。
晃佑のも扱きはするけど、舐めたりしない。
だって晃佑に嫉妬させたいから。


結斗先輩のを舐めながら視線は晃佑を見る。
悔しそうな、嫉妬に満ちた表情。


それ。
あたしが欲しているのは晃佑のその表情。
その表情をした時の晃佑の激しいエッチを待ってるの。


でも晃佑は何も言わずに、
フッと表情が緩んだ。


「ヤバいわ。俺茜の事拉致っちゃうかも。県外まで」


どこか満足気な晃佑の表情。
違うから、あたしの見たい晃佑の表情はそんなんじゃないの。


「俺の思ってる通りにするんだもんな。こんないい女いないわ」


読まれてた。


そうだよね。
晃佑だもん。あたしを染め上げた張本人だもん。
あたしの考えなんて筒抜けだよね。

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