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寝取られ漂流記

第11章 18歳春

いくらあたしでも白昼堂々とエッチな話をする気にはならない。
気分が乗ったらしちゃうんだろうけど。


「あのね、なんであたしなんか」
「あの、その、兄に話を聞いて。それで」


あたしの言葉を遮るようにモジモジと吐き出す。
兄って事は、今までにヤってきた男の弟って事?


それならあんまり無下にしたらかわいそうかな。


「いいわ。とりあえず話だけ聞いてあげる。喫茶店にでもいきましょうか」
「は、はい」


男の子は、緊張した面持ちで歩き出したあたしに付いて来る。
今までの男とは違うこの感じ。


なんかかわいいかも。





適当に傍にあった喫茶店に入る。
そんなにお客さんが入ってるわけでもない。


でも話が話なだけにあたしは一番奥の席を選んだ。
男の子はモジモジと俯いたままあたしの向かいに座った。

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