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寝取られ漂流記

第11章 18歳春

「んんんっ」
「んっ、ほうじょう……」


苦しそうにしながらなんとか隙間からあたしの名前を呼ぶ彰人君。
この様子だとキスもした事なかったりして。


「茜って呼ばないとシないよ?」


あたしは唇を離すと、意地悪くそんな事を言ってみた。
もうあたしだって止まれない。
でも初めての彰人君にはあたしのそんな思いすら分からないみたい。


「ごめんなさい、茜さん」
「さんもいらない」
「でも」
「いいから」
「あ、茜」
「よろしいんちゅ」
「んっ」


あたしは再び彰人君の唇を奪った。
今度は舌も絡めにいく。


彰人君は最初、どうしていいか分からない感じだったけど、
ゆっくりとあたしの舌に舌を絡めてきた。

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