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寝取られ漂流記

第12章 18歳夏

明らかに戸惑いの表情を浮かべる先生。
あたしはそんな先生から視線を外して、後輩達が居た方を見る。
そこにはすっかり姿はなかった。
逃げ出したんだろう。
もう遊んであげない。


「ココでする?それとも先生の家でも行く?」
「いや、だから」
「先生の家がいいなぁ」


甘える。
甘える。
とにかく甘えまくる。


この先生はあんまり女の子と遊んでない。
反応からそう思ったからまるで子猫みたいに甘えた。


「北条、俺は」
「大丈夫。あの子達にはあたしから口止めしとくから、ね?」


もう先生は止まれない。
頭の中はもうあたしとする事でいっぱいだ。


「北条、離してくれ」
「はーい」


今度は従順に従って離れる。
先生が俯いている間に、あたしは制服に袖を通した。

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