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寝取られ漂流記

第12章 18歳夏

駐車場からそのままエレベーターに乗る。
先生はすっかり興奮しているのか、しきりにあたしを見る。


あたしは車の中で、
リボンを外し、
胸元をはだけさせ、
スカートを下着が見えるか見えないかのギリギリにしていた。


すべては先生を誘惑する為に、
ここまで来てやっぱ無理とか言われないように。


「北条」
「なぁに?」
「こういう事は、その、今回だけだからな?」


そうやって保険を掛けるのはやっぱり職業柄なのかな。
一度ヤっちゃったら意味ないと思うんだけど。


「先生がそれでいいならね」


あたしは含みを持たせて返した。


あたしは別に今回限りじゃなくていいんだよって。

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