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寝取られ漂流記

第13章 18歳秋

「もうやめた!!」


彰人は急に腰を振るのをやめて、
そのままアナルから抜いてしまう。


「彰人?」


あたしは四つん這いのまま、
首を後ろに向けて彰人を見る。


彰人は一目で分かるくらい不満そうな顔を浮かべて、
あたしを見下ろしていた。


「まだあの人の事思ってるんでしょ?」
「あの人って」
「隣に住んでた人。俺はその代わりでしかないんだよね?」


そんな言い方されたら、
なんて返事をしていいか困る。


そんな事思った事ない、なんて言えるわけもない。
現に今だって晃佑と比べてた。


でも彰人には彰人の良さがあって、
それは晃佑に似てるかも知れないけど別物。
だから今までこうやって彰人としてきたんだし。


でも彰人になんて言っていいか分からない。

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