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寝取られ漂流記

第15章 19歳春

「茜ちゃんごめんねー。急にそんな事言われてもだよねー?」
「は、はぁ」


あたしはなんとかこの流れを掴もうとするけどそれも上手く出来ない。
ここはどんなサークルなんだろう。


「でも太一曰く、遊んでるんでしょ?それなりには経験してそうだよねぇ」
「早紀だって聞いてるじゃん」
「あ、あの」


二人のテンションについていけず、
あたしは二人の会話を遮った。


「なぁに?」
「分からない事はなんでも聞いてね?」


二人は自分達が聞きたがった事など忘れてしまったかのように、
あたしの方を見る。


「ここってどんな事するサークルなんですか?」


あたしの意を決した質問に、
早紀さんも由美さんも目を丸くした。

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