テキストサイズ

寝取られ漂流記

第16章 19歳夏

「早紀ー、準備出来たよー」


タイミング良く、
早紀さんの傍にいた人から声が掛かる。


早紀さんはあたし達に手招きしてから歩き出す。


あたしも由美さんもそれに従った。


「さてさて女子のお三方が来ましたよー」


男の身体で作られた花道のような部分を通り抜けると、
即席で作られたお立ち台のような場所に出る。
その周りを男達が囲っていた。


イベント会場みたいで、
周りを囲む男達は異様な持ち上がりを見せていた。


そのお立ち台の上に乗る早紀さんに従って、
あたしと由美さんも続く。


「それじゃあ、女子による野球拳を開催しまーす」


仕切る男の声の何倍もの大きさで、
周りの男達の野太い声が響く。


野球拳?
ってあの服脱いでく奴だよね?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ