寝取られ漂流記
第21章 20歳秋
腰に回された彰人の腕が、
横腹辺りをくすぐるように撫でる。
こんな場所でそんな触り方じゃ、
物足りなくなるのは分かってる筈なのに、
彰人はそれ以上の事をしようとはしてこない。
「なんでぇ///」
「茜スイッチ入るとここじゃマズいもん」
「そんな事ぉ///」
彰人はあたしの弱い所が全部分かってる。
だからこそこんな触られ方でもあたしは敏感に反応してしまう。
「茜、もう入っちゃった?」
「ヤバいかも///」
「ま、予想通りではあるけど、じゃあ」
「本日ご来店の皆さま、お待たせ致しました」
彰人が何かを言おうとした声は、
マイクを通したスタッフの声に遮られた。
スっと彰人の手が離れる。
「え?」
「ただいまよりAV女優串田ミキ様によるショーを始めさせて頂きます」
アナウンスに合わせるように、
彰人の身体の向きがクルリと変わる。
軽くスイッチの入ってしまっているあたしを放置して。
横腹辺りをくすぐるように撫でる。
こんな場所でそんな触り方じゃ、
物足りなくなるのは分かってる筈なのに、
彰人はそれ以上の事をしようとはしてこない。
「なんでぇ///」
「茜スイッチ入るとここじゃマズいもん」
「そんな事ぉ///」
彰人はあたしの弱い所が全部分かってる。
だからこそこんな触られ方でもあたしは敏感に反応してしまう。
「茜、もう入っちゃった?」
「ヤバいかも///」
「ま、予想通りではあるけど、じゃあ」
「本日ご来店の皆さま、お待たせ致しました」
彰人が何かを言おうとした声は、
マイクを通したスタッフの声に遮られた。
スっと彰人の手が離れる。
「え?」
「ただいまよりAV女優串田ミキ様によるショーを始めさせて頂きます」
アナウンスに合わせるように、
彰人の身体の向きがクルリと変わる。
軽くスイッチの入ってしまっているあたしを放置して。