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寝取られ漂流記

第2章 16歳夏

「面白かったね」
「そう、だね」


映画が終わると近くのファミレスに入ってお昼ご飯。


見終わった映画について色々と話すけど俊哉はどこか反応が悪い。
今更緊張してるなんてないと思うんだけど俊哉はあたしと視線を合わそうとしない。






「あのさ、この後だけど」
「うん?」


俊哉が意を決したかのようにあたしの目を見つめてくる。


「うち、来ない?」


俊哉の家ならもう何度か行ってる。お母さんとも仲が良いし、家に誘うのにそこまで緊張する事もないと思う。


「いいよ。俊哉のお母さんの手作りケーキ食べたいし」
「そうじゃなくて







今日、うちに誰もいないんだ。だから」


これってもしかして…………エッチしようって言ってるのかな?


「ぃぃよ」


少し考えてあたしは了承する。
考えたのはそんな素振りがなかったからで全然先の事だと思ってたから。


でも俊哉にならあたしの初めてをあげてもいいと思った。

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