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寝取られ漂流記

第6章 16歳冬その2

別に高校生が痴漢しないって事はないと思う。


でも制服着て、同じ制服のあたし相手にするなんてどう考えたってあり得ない。


でも、


久し振りの自分の指意外がお尻を触る感覚に体が火照り始める。


この一週間、自分でする事はあっても誰にも触られてない体。


その体はこんな場所でも触られれば反応してしまう。


「ぁっ///」


スカートの中に手が入ってくる。
あたしは思わず声を上げてしまった。


「フッ」


後ろで鼻で笑ってる痴漢。
その手は下着越しにお尻を撫で回す。


いっそ、もっとヤってほしい。
こんな場所ででも触られるだけじゃ、我慢出来なくなる。


これから雅章にだって会う事になる。


こんな発情した体で雅章に会ったら、あたしは雅章を受け入れてしまう。


だったら痴漢相手でもこの火照りを鎮めたい。


そんなあたしの思考を読み取ったかのように痴漢の手はあたしから離れてしまった。

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