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寝取られ漂流記

第6章 16歳冬その2

まだ頭が状況を理解出来ないあたしに先輩は頭の掻いた。


「とりあえず落ち着こうか。まぁ二人きりがいいからこっからは出ないけど」


落ち着けと言われたって女子トイレでさっき自分を痴漢した相手と一緒に居て落ち着くなんて出来るわけない。


「先輩は、あたしを犯しに来たんじゃないんですか?」


回らない頭をなんとか回して質問する。


「そうだなぁ。茜ちゃんがここで一人でオナっちゃうなら襲ってもいいかなぁ。でも俺から何かをする気はないよ」


意味分かんない。


それに今、あたしの名前、言ったよね?


「なんであたしの名前?」
「調べたんだよ。一週間前に見ちゃったからさ、体育倉庫で雅章とヤってるの」


やっぱり意味分かんない。


雅章の事も知ってるって一体、何者なの?

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