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?…好き…?

第39章 したい…

そんなメール等のやり取りがあったからだ。
彼女がシたがってくれている、そう思えたからだ…
確かに、俺自身、ずっと彼女に魅力を感じ、彼女を抱きたいと、思っていたのは事実だ。
妊娠中で、お腹の出ている彼女でさえも。
彼女が、胸の手術を受ける前に、彼女から深いkissをしてくれた事、そして俺の手を導いてくれた事は、本当に嬉しかった…
……………
彼女は、カーナビの光を、積んであった子供の服で、遮った…
暗くなる車内…
彼女を見つめる…
彼女は…
ニコッ、と笑った…
薄暗い車内で、歯が白く浮かぶ…
俺が何をしようとしているか、分かっている顔をしている…
免許の更新に合わせて、昔はしていたと言う、コンタクトにした彼女…
眼鏡はしていない…
彼女の瞳を、じっと見つめたまま、顔を近づけていく…
彼女と唇を重ねた…
勿論軽いkissだ…
数ヶ月ぶりの彼女とのkiss…
2、3度した時だった…
彼女の方から…
深く…
口づけを…
『今っ…自分からっ…ダメってっ…言ってたのにっ…何でっ…!?』
『したく…なっちゃったの…』
再び唇を重ね合う…
深く…
強く…
ちっとも彼女を抱くことが出来ず、えっ○は無しの友達ね、そう言われて、もうしない筈だったkiss…
深いのはダメ、と言っていた彼女が、自ら深く…
とにもかくにも…
今、このkissは、人生の中でも、1、2を争う程、嬉しく思えた…
身体中が脈打った…
俺の身体が反応し始めた…
『はは…』
『どしたの…?』
『あんなに…役立たずだったのに…これだけで…アレが…反応し始めちゃった…』
『本当…?じゃあこうしたら…?』
彼女は、俺の左腕を掴み…
自分の左胸へ導いた…
更に身体中が脈打つ…

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