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?…好き…?

第40章 …

彼女がそこの便座に、見慣れたユニフォームのズボンと、パンティを太腿の辺りまで下ろして腰を掛け、ジョロジョロと音を立てて黄金水を放出している、そんな姿が思い浮かんでしまったのだ。
俺は、便座を上げず、そこに腰掛けようか、と一瞬思ってしまった。
何を考えてるんだ…
俺は…
理性がそう叫んだ。
フッ…、と苦笑いを浮かべながら、俺は便座を上げ、ズボンのファスナーを下げて粗チ○を取り出した。
用を足す。
彼女の残したその黄金水の中に、ジョロジョロと俺の小水が流れ込む。
浮いていた彼女の秘部を拭ったであろうペーパーにも、俺の汚い小便が掛かり、黄金水の中で揺らめく。
用を足したと云うのに、粗○ンがムズムズとする。
俺は、頭に思い浮かんだ事を、全て振り払う様に、タンクの横に付いたレバーに右手を伸ばし、レバーを引いて水を流した。
俺達の職場は女性職員が多い。
便座を下げておくのが暗黙のマナーなのだ。
便座を下ろしてから、ムズムズしたままのモノをパンツの中に仕舞い、トイレをあとにした。
暫くして、また彼女と顔を合わせた時に、俺は話しかけた。
「オイオイあのさぁ」
彼女が察した様に話し出した。
「あ…、あれねぇ、あっ…、って思ったんだけどぉ、アナタだからまぁいっか、って…」
深い意味がないのは、分かりきっている。
気心知れた間柄だから許される。
彼女はそう言っているのだ。
分かってる。
分かっている筈なのに…
俺は…
……………
『アナタなら、別にいいわぁ…』
彼女が俺の目の前で、ユニフォームのズボンをゆっくりじわじわと下ろして、腹部がスリムになった下半身、薄い体毛の中で、とりわけ秘部だけを覆い隠す様に黒々とした陰毛を露にし、便座に座る姿を妄想してしまったのだ…

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