
?…好き…?
第5章 家族…?
「ちょっとだけ寄り道して、帰るか?」
「そうね」
少しだけ俺の家へ近付いてもらい、スーパーで買い物をした。
子供が好きなお菓子を買ってあげた。
もう少しだけ近付いてもらい、コンビニで降ろしてもらった。
しかし、ちょっと離れたら、泣くとは…子供好きの俺としては嬉しいが…
父親により…笑う…か…
けど…よく考えたら…
こりゃ…ちとマズイ…かな…?
それから暫く、又いつもの生活だった。
しかし、やはり病気のことを、俺には話さない感じだった。
子供と一緒に、わざわざ休みに会ったりしてる仲なワケだが、他の職員に話していて、俺に話さないことが気になって、俺は又、彼女から一歩遠ざかっていた。
必要以上のことは話さなかった。
いつも職場で彼女と話すのは、喫煙所。
当然他の職員がいれば、個人的には話さないワケだ。
彼女は妊娠中、その上風邪気味で、止めてはいないが、煙草の本数が減っていた。
仕事が終わって、一服するのも、俺が少々遅れて喫煙所に行くと、吸い終わって、帰ってしまっていたりした。
それもあって、暫くは特別な話はしていなかった。
ある日の帰り。
喫煙所には二人きりだった。
「なんか久しぶりに話せるね、嬉しいわ」
「自分がさっさと帰ったりしてたんじゃん」
「そうかな?そんなつもりなかったんだけどな」
「実際、二人きりになれそうな日に限って、早く帰ってたよ、話したきゃ、話しかけりゃいいじゃん」
そんな感じで、あっという間に、帰らなければならない時間だ。
着替えて駐車場に行く。
「ねぇ、私の車でドライブしない?」
俺に、車を残して、彼女の家の最寄り駅まで、乗って行かないか?と言っているのだ。
「なんで?」
「なんか…久しぶりに話せて、もっと話したいなぁ~って…」
「しゃ~ねぇなぁ」
ドライブだ。
彼女は楽しそうにお喋りした。
「そんな話したかったなら、なんで話さなかったんだよ?病気のことも、他の職員には話して、俺には話さなくなってさ…」
「胸…取るかは分からないんだけど、やっぱり手術でしこりは取ることになって…男の人でも、只の同僚、友達なら平気で話せるんだけどね…」
「俺何でも話せる友達じゃなかったのかよ?」
「そうなんだけど…胸のことは…アナタは異性なの…」
「友達つったのアンタじゃん」
「友達なんだけど…やっぱり異性なの…異性として意識しちゃうのっ」
「そうね」
少しだけ俺の家へ近付いてもらい、スーパーで買い物をした。
子供が好きなお菓子を買ってあげた。
もう少しだけ近付いてもらい、コンビニで降ろしてもらった。
しかし、ちょっと離れたら、泣くとは…子供好きの俺としては嬉しいが…
父親により…笑う…か…
けど…よく考えたら…
こりゃ…ちとマズイ…かな…?
それから暫く、又いつもの生活だった。
しかし、やはり病気のことを、俺には話さない感じだった。
子供と一緒に、わざわざ休みに会ったりしてる仲なワケだが、他の職員に話していて、俺に話さないことが気になって、俺は又、彼女から一歩遠ざかっていた。
必要以上のことは話さなかった。
いつも職場で彼女と話すのは、喫煙所。
当然他の職員がいれば、個人的には話さないワケだ。
彼女は妊娠中、その上風邪気味で、止めてはいないが、煙草の本数が減っていた。
仕事が終わって、一服するのも、俺が少々遅れて喫煙所に行くと、吸い終わって、帰ってしまっていたりした。
それもあって、暫くは特別な話はしていなかった。
ある日の帰り。
喫煙所には二人きりだった。
「なんか久しぶりに話せるね、嬉しいわ」
「自分がさっさと帰ったりしてたんじゃん」
「そうかな?そんなつもりなかったんだけどな」
「実際、二人きりになれそうな日に限って、早く帰ってたよ、話したきゃ、話しかけりゃいいじゃん」
そんな感じで、あっという間に、帰らなければならない時間だ。
着替えて駐車場に行く。
「ねぇ、私の車でドライブしない?」
俺に、車を残して、彼女の家の最寄り駅まで、乗って行かないか?と言っているのだ。
「なんで?」
「なんか…久しぶりに話せて、もっと話したいなぁ~って…」
「しゃ~ねぇなぁ」
ドライブだ。
彼女は楽しそうにお喋りした。
「そんな話したかったなら、なんで話さなかったんだよ?病気のことも、他の職員には話して、俺には話さなくなってさ…」
「胸…取るかは分からないんだけど、やっぱり手術でしこりは取ることになって…男の人でも、只の同僚、友達なら平気で話せるんだけどね…」
「俺何でも話せる友達じゃなかったのかよ?」
「そうなんだけど…胸のことは…アナタは異性なの…」
「友達つったのアンタじゃん」
「友達なんだけど…やっぱり異性なの…異性として意識しちゃうのっ」
