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Pour mon cher -涙の先に-

第69章 優しさと愛の向こう側

「猛司が元カノ以外と付き合うのは嫌なんです!


知らない人と付き合って、その人の前で笑って‥


そんな事を想像して1人で沈む自分も嫌。


そんな自分のせいで先輩も傷付けてしまった自分が嫌。


だけど、もう自分を誤魔化したくない。


猛司がその気がなくてもそれでも私は猛司の事が好き‥・」




“お前は最高の友達だ”



猛司が、私を友達以上に思えないとしても

私は猛司の事が好きなんだ。



先輩が気付かせてくれたこの気持ちにもう嘘は付けない。





猛司の腕の中で頬を涙が伝う。




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