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美鈴も無言で私の鞄を持ってくれて。



２人の優しさに触れ、我慢してた涙が一気に溢れ出て止まらなくて。



悔しくて

哀しくて

どうしようもなくて


２人の優しさが嬉しくて



先輩が掛けてくれた制服の裾をギュッと握りしめ周りに聞こえないように声を押し殺して泣いた。



泣いてる間２人は両端で私を支えてくれてて。


それが余計痛かった心が温かくなって更に涙が止まらなくて。




２人が居てくれて良かった……。




そうつくづく思った。