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――――「先輩・・・ごめんなさい」


「んー？」


沢山泣いてスッキリしたのかな。


彼女がメイクも何もかもぐしゃぐしゃな顔を上げて


「今私、相当なブサイクですよね」


なんて自嘲的に笑ってみせる彼女にドキッとする。


見事にツケマも取れてアイシャドーもアイラインもぐしゃぐしゃな彼女だけど。


それでも何とか笑ってみせようとする彼女にこんな時だけど惚れ直す自分が居たりして。


でも、素直じゃない俺は


「うん！相当なブサイクだね♪」


なんて言ってしまう大バカ野郎なんだ。