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Pour mon cher -涙の先に-

第32章 彼女の傍に

次の日。


美鈴ちゃんから、愛ちゃんが学校を今日は休むらしいとメールが来て。



少し考えて‥・学校へ向かう足を方向転換して愛ちゃんの家まで向かった。






ピーンポーン♪



中から「はぁーい」とお母さんらしき人の声。


ガチャッと開いて出て来たのは、やっぱり彼女のお母さんで。


どことなく彼女に似てて綺麗。



「初めまして。愛さんの友人の東と言います。

愛さんのお見舞いに‥・」


ペコッと頭を軽く下げる。


「わざわざすみません!
どうぞどうぞ!!」


男が、しかも朝に尋ねてきたから警戒されるかと思ったら難なく彼女の部屋まで案内された。



何だか‥母子で似てるな。






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