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Pour mon cher -涙の先に-

第32章 彼女の傍に

コンコン


「はい?」


気怠そうな彼女の声が中から聞こえた。


「しっつれいしまぁーす!」


勢いよくドアを開けて入ると


「はっ!?」


そういう反応するよねー。

そちゃそうだよねー。

普通、俺が来るなんて思わないもんね。


でも



「来ちゃったー愛ちゃん」


「はっ!?」


ガバッと毛布を頭まで被る愛ちゃん。



あー‥‥なるほどね。


「大丈夫大丈夫!スッピンより酷い泣き顔見てるから


俺、スッピン気にしないー♪」



そう言うと何故か頭を愛ちゃんは抱えてたけど‥‥



まっ、気にしない♪






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