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Pour mon cher -涙の先に-

第39章 想い Ⅱ

当然のように俺の言葉に戸惑う愛ちゃん。



でも、知ってて欲しいんだ。



俺はいつだって愛ちゃんを守ってみせる自信があるくらい君の事が好きなんだって事。



俺は君の涙を笑顔に変えれるくらい、君の事が好きなんだって事。




知って欲しいんだ‥。




だから‥・・ね?





「俺を好きになりな?」





すると



・・・・え?



予想外な事が起こる。



今‥・愛ちゃん゛うん”って頷かなかった‥・?




「愛ちゃん、今の“うん”って‥その‥‥」




気のせいかもしれないし?


たまたま首がカクンってなっただけかもしれないし?!





「先輩を好きに‥なります」





小さな小さな声でそう呟いた彼女の声に俺の心は跳ね上がる。



気のせいじゃなかった!!








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