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Pour mon cher -涙の先に-

第49章 球技大会

俺に抱えられてる彼女は




何だろう。

夢でも見てるのか?




時折、ふわりと笑顔を見せる彼女。



ボールで頭を強打した奴とは思えないくらい表情は何故か幸せそうに微笑んでて。




思わず見てる俺が吹き出してしまう。




憎めないというか

何というか・・


すっげー心配したんだぞ?!

分かってんのかよ‥‥





ホント。



いつも俺の調子を崩す天才だよな。

お前は。










「先生、けが人連れて来たー」


「あらまぁー、そこのベッドに寝かせてあげてー」


「へーい」





言われるがままに彼女の靴を脱がしてベッドに彼女を寝かせた。







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