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Pour mon cher -涙の先に-

第7章 雨の告白

「その代わり条件がある」


「俺と付き合ってる事を他に口外しない事。これが守れるなら付き合っていいよ?」


と言ってニコッと先輩は微笑んだ。



それ・・って。


「内緒って事ですよね?」


「うん。そうなるね?」


「・・・でも先輩の“彼女”なんですよね?」


「そうなるよね?」


「内緒だから学校でも話しない。

一緒に帰らない。

一緒に行かない。

デートもバレないような所に行く。


どう?守れる?」




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