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S×強気で恋になる

第65章 暴君甘えん坊

純平を寝かしつけてって言ったらあいつ怒るかもしれねーけど、
俺的には純平を寝かせて
ちゃんと寝入ったのを見て、

車に乗り家に向かっていた

さっき言いかけてやめたけど、
あいつ最近親父に似てきたっておもう

俺たち兄弟はみんな元モデルの母親似だ
身長と体格のよさは親父からもらったが
一応美形に入るだろう目鼻立ちも、りんかくも、髪の毛の感じも全部母親似だった

なんかどっかで見た顔なんだよ、純平


目元とか、口元とか


なんか変にもやもやする

車をかっ飛ばしながら、家に着き
俺は親父の書斎に入っていた

夜中だからあまり物音を立てないように
俺たち家族のアルバムじゃなくて
親父の昔のアルバムを手に取る


これ俺見たことないやつだ
古いな・・・・親父が25のとき?か?
ちょうど純平ぐらいの歳だな


そんなことを思いながらアルバムを開く

と、そこにはたくさんの女に囲まれた写真
女と豪遊と思いきや
裸の男との写真も出てくる

親父バイだからなー
ほとんどゲイのくせに、子供欲しいからってお袋捕まえて、男ばっか作ってよー。
挙句に俺以外・・・いや、俺もか。
もう、みんなゲイだ。

外から見る岡崎家は、金持ちで優秀で美男子兄弟とか言われてたけど、覗いてみたらゲイばっか

好きな男の子できたか?
小さい時からそればっかだ

思春期には、避妊とかの知識より
男同士のエッチについてばっかり
さりげなく吹き込まれた


結果こーだもんな

雅文だけでも守りたかったのに
あいつ隆彦と仲良くするから

・・・にしても、真顔の親父の写真ねーのかよ


そんなことを考えながらペラペラとページをめくった

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