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S×強気で恋になる

第67章 岡崎と藤間と片瀬と犬(オレ)


今日は片瀬と藤間さんと一緒に食うのかー


そう思いながら、帰り道を歩いていた


ときおり腰が痛み
鞭で叩かれたところは線になって
あざになっていた


ほんとなにしてくれんだよ・・・
いてーし・・

デスクワークだってのに
あいつ最低


そう思いながら、マンションのエントランスに入ると片瀬の姿が見えた


「わー!!純平!久しぶりー!ねー早くあけてよ。オートロックなのにさー、きたら誰もいないしどーゆーこと」
「え?あ?え?真一は?」
「知らなーい。鍵かして、開けるから。もたもたしないでよねー」
「うるせーよ!っ、あっちこっち筋肉痛なんだよ」

そう言いながら、鞄をごそごそしていると
違うところにいたのか
突然出てきた藤間さんに鞄をとられる


「探してやるよ。ケツ痛むか?」
「え?!あ、藤間さん・・・っいー!!!なにすんだよ!!」
「ちょっと揉んだだけだろ。いちいち可愛いね。藤間って呼び捨てでいいよ。純平くん」
「あー!藤間!純平にあんま触ると岡崎さんに怒られるぞー」
「・・・純平くんが、黙ってたらいいだけだ。例えば、こーして抱きしめても、お前が言わなきゃいい。キス・・・・する?」

そう言って、顎を持たれ
俺は赤面していた

「っ!!ちょ、離し、て!!」

「あっはははは!!からかっただけだよ。早く部屋案内しろ。さっきの話の続きなんだけど、ーーーー」

そう言いながら、ぽんぽんっと頭を撫でられる

そして、自分の家のように案内する片瀬と藤間さんが俺のわからない話をしだして俺は後ろをついて歩いていた


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