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S×強気で恋になる

第67章 岡崎と藤間と片瀬と犬(オレ)


「純平。お前なかなかいいスーツだな。」
「え?あー、そうかな・・・。片瀬たち出勤は?」
「夕方から。藤間は休みだろ?今日なにすんの?」
「純平の帰り待っててやるよ。」
「ふーん。・・・純平、コーヒー?紅茶?」
「・・紅茶。・・って、え?!だめだろ!!何言ってんだよ!!」
「寝てるだけだし。」
「絶対だめ!!写真返せよ!!」
「あぁ。もうデータ化したから、それは返す」

っ、データ化って・・・!!
もう、やだこいつ!!

そう思いながら反論することを考えてると
片瀬が紅茶を持ってきた

「朝から純平元気だねー!紅茶熱いから気をつけてね、てゆーか、藤間に逆らえるなんて、さすがバカ純平!」
「いいもん見せてやろーか?」
「いい!絶対いい!見たくねーし!!」

そういって、ゴクッと紅茶を飲んだ

熱っ・・・・


そう思ってると、藤間が手を伸ばした

「なにやってんだよ。口開けろ」

急に真面目な顔でそう言われて
思わず俺はぼーっと口を開けていた


んっ・・・・っん!?


と突然指を入れられて
くちゃくちゃっと触られる

「エロいな。大したことねーよ。」
「っ、ちょ!!不意打ちすんな、っもー!!!」
「あははは!からかっただけだろ。触ってわかるか、ばーか。」

もーやだやだやだ!!

っーか真一は!?

そう思いながら、藤間から離れて
朝ごはんを食べたす

「純平。早くしないと遅刻するよー!もー子供じゃないんだから、もたもた食べないでよ!」
「っも、わかってるよ!!」

まじで、こいつら・・・

俺をガキ扱いすんなよ!!!

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