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S×強気で恋になる

第67章 岡崎と藤間と片瀬と犬(オレ)


突然キィーっと扉がひらく

「・・・風呂、気持ちよかったか?」
「さっぱりした。寝てっていい?」
「もう寝るのか!?・・・別にいいけど、おでこに傷あんだな。どーしたそこ。」
「んー、昔怪我したんだろ。」
「頭の傷は?もう目立たなくなったろ。俺が縫ったからな。見せてみろ」

そう言うと、くるっと後ろをむく

こいつ、からかって意地悪したりしたら
強気だし口悪いし反抗的だけど
外側はそんなんだけど

俺が優しくしたら
すぐなつくんだな・・・
無防備だし、警戒心ゼロ

なんでこんなすぐキレそーなやつと
って思ったけど、こんな一面もあるんだ

真一しか知らない一面なのかもな

そう思いながら、髪をのけて傷跡を見る
とほとんどわからなくなっていた


「俺天才だよな。そー思うだろ」
「後頭部自分で見れねーから、わかんねー」
「・・・・あっそ。寝るか?」
「・・・・うん。」
「お前な、その顔わざとか?」
「え?」
「なんでもねーよ。寝ろ。」


そう言うと、そのまま寝室に行く



なんつーか、せっかく背も高くて体型もよくて
美形でかっこいいのに

影があるっーか
ほっとけねーっーか
ガキみてーな
犬みてーな
あの目はなんなんだよ


うーん


俺も眠くなってきた


寝よ、なんか考えんのめんどくせェ
あー岡崎くるのかー


あいつも行くのめんどくせェってなって
寝てる気がするな


ある意味図太いからな


うん、あいつも寝てるだろ
俺も寝よ


そう思いながらも、一応鍵はあけたままにして
なんとなくソファで横になった

純平も気になるけど、
いきなり岡崎きたら
あいつビビるだろーし


それだけじゃねーけど


あー眠い


今日は抜く日だったのになー
俺の性欲処理スケジュールが乱れた

ったく・・・・



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