S×強気で恋になる
第69章 期待させんなよ
体を拭いてやろうと思って
濡れたタオルを手にして戻ってくると
純平が目から涙をこぼしていた
「体・・・拭いてやる」
「逆らう・・・気力もねぇ・・・も、ヤリ過ぎ・・」
「気持ちよかった?」
そう聞きながら、腕を持って丁寧に拭き出す
とさっと目をそらしながら純平が続けた
「っ・・・癖になる・・・お前がこんな・・っこと・・俺にするからっ、・・俺もうおかしい・・・」
俺が激しく求めたせいで
完全に脱力している純平が泣きながらそんなことを言う
全身に無数の噛み跡とキスマークが散りばめられ
途中でより感じるだろうと独りよがりな考えで
軽く縛った手足には縄の跡がついていた
「おかしくねぇよ。お前を味わってから、俺のが虜になってんだから。純平・・・綺麗だ。」
「っ、ちょ・・・も、無理だからな、っ、ん・・!!」
「いいだろ?・・・俺がヤりたいって言ってんだから」
そう言いながら、無抵抗の俺をまた噛んだり舐めたりしながら触り出す
っ、・・うま・・・い・・・から
嫌でも感じるし
ゾクゾクっすんだもん
止めらんねーよ・・・
っ、誰かどーにかしろよ
本当に・・・俺こそ癖になってんじゃねーか?!
っ、触らないで・・・・
「何考えてんだ。他の男だったら殺すぞ。ほら、・・・声出せ。優しくしてやるから、な?素直にまた躰開け。かわいいぞ・・・」
「っあ・・・あっ・・・・ん・・・・・っん・・はぁ・・ぁん」
「色艶で華奢で・・・綺麗だ。受け止めろよ?」
っ、無茶苦茶・・・・