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S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!

気まずい・・・・

そう思いながらチラッと顔を上げて
真一を見ると
ものすごく黒いオーラに包まれながら
コーヒーを飲んでいた

男の子が純平って名前だったから
お母さんと盛り上がって

でも立ち話は5分ちょいだし

戻ってきて、お茶取り行って
そのついでにポテト出来たてっていうから
それも取って
そしたらシェフが話しかけるから
また話して・・・

で、帰ってきたら真一が、足組んで俺のこと睨んでた
しかも食べ終わってて


俺はたくさん取りすぎて
すぐお腹いっぱいになって早く食べれない辛さと
正面に座っていふ真一に威圧され続ける苦しさ
どっちも味わっていた

「・・・・真一、コーヒーおかわりしたら?」
「・・・・・」
「っーか、アサイー?だっけ?フルーツのやつとヨーグルトしか食ってねーじゃん。他にもシューマイとか、オムレツとかあったから、とってきなよ!」
「・・・・・」

ううー

なんで何も言わないで睨んでんだよ
片眉ピクってさせても
何言ってるか俺には理解できねーよ

そして俺の皿はおかずはまだしも
カレーとパンとコーンフレーク
炭水化物祭りになってた

「なぁ」

ちょっと食うの手伝って

そう言おうとしたら、真一がキレた

「いいから黙って食えよ!!!!あーんもしてくれねぇーし、他のやつと笑いながら話してさ、てめぇ喧嘩売ってんだろ!!俺様と食べんのがそんなに嫌か?!」
「わ、・・・ちょ、嫉妬すんなよ」

軽くそう言うと
真一がそばにあったフォークを
無防備に置いていた左手の手の甲に
ぶっ刺すって勢いで振り
手の甲にあたったところで止める

ひぇーーー!!
怖っ!!!!

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