S×強気で恋になる
第76章 粉雪
シャワーを浴びながら
貞操帯の下の息子に同情する
結局気持ちよすぎて
中だけでイケたんだけど
精液出せなくて
なんか物足りない・・・
気持ちよくて怖いくらい
感じてしまってて
真一を受け入れてる自分に一番驚いていた
ため息交じりに中だししたもんを
掻き出そうとケツに手を当てた
っ、・・・・?!
中だし・・・されてない・・・?!
いつも俺の身体おかまいなしに出すくせに・・・
そう思いながら適当に汗を流して
部屋に戻ると
真一は寝てしまっていた
なんとなくなんとなく
ただ触れたいって思う
寝ぼける真一に苦笑しながら
布団をかけて
腕にくるまると
一瞬優しく微笑んで俺を引き寄せる
きっと意識なんてなくて
本当に寝てるから寝ぼけてるだけなのに
寝てる時も優しい真一に
俺は安心感と真一への愛しさで
いっぱいになって
いい夢の中に落ちて行った
このままじゃダメだ
俺たちが幸せになるために
真一が幸せになるために
隆彦と話さないと
そんなことを考えながら・・・