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S×強気で恋になる

第24章 シラフ

「・・・起きろ。」
バシッといきなり頬をぶたれる。

突然の痛み。
「いっ・・・誰?何っ!!」
寝たふりのつもりが、寝てたのか・・・
っーか、こいつ俺のこと殴りすぎだろ

思いっきり片瀬を睨む


「俺を怒らせて、あんた得あんの?」
ふうん、と勝ち誇った顔をされる

「ちょっ・・・何でもするって・・言ったけど・・・この態勢・・腕キツイからっ・・・」
右腕は三角巾を縛る形で上に引っ張られており、ギブスが食い込んで痛かった。

「だめだ。お前、なんか痛そうにしてる顔妙にそそるな・・・。一回突っ込んどくか・・・」
「ちょ、本当に・・・やめて・・腕痛い・・から・・」
「ふぅん。岡崎もそーやって誘うの?」
ペロッと頬を舐められる。
舐められた場所から嫌悪感がはしる。

しょーがねーな。
独り言のように呟かれる。
そして、片瀬が立ち上がり、両手をベッドとつないでいた手錠をとった。

「なんでもするんだろ?抵抗するなよ?」

そういって、脚も外される。

逃げたいー
のに、まだ頭が痛くて
走ってここを出る気力が

「・・・頭痛いんだろ?あんな強烈なの正常時にうたれたもんな。なんか、ぼーっとしてるけど大丈夫か?可愛いな。」

「・・・。俺に用ねーだろ。岡崎が好きなら、そっちいけよ!!!っいてー。」
大声出すと頭が痛い。
ジリジリと迫ってくる。

ドンー
壁に背中をぶつける

「なんでもするんだろ?なんで逃げるんだ?逃げ場・・・ねぇよ、お前に」

っー、
やべぇって。も、まじで犯されるー!!!

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