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S×強気で恋になる

第24章 シラフ

「--------。」
まぶしっ・・・・
ここ、どこだ?
っーか、頭が・・・いてぇー
起きようとして、四肢が縛られていることに、そして全裸でオムツはかされていふことに気づく。

うわ・・・
なにこれ・・・

俊哉か?
あの片瀬って男か?
もしかして変態な女か?

・・・くそが!!!
どーせ俺・・・ガスガスやられてポイだろーなー
泣きたくなるよ、こんなに無力で。

にしても、頭いてぇーな・・・


ガチャンー

誰か・・・帰ってきたのか・・・?
誰かと話してる声がする。

「横山に逃げられましてー、なんか渡せそうにないですー」

ところどころだけど、はっきり聞こえたそのフレーズ。
ここは片瀬の家で、あの男は俊哉に引き渡す気がないらしい。

どーなってんだよ・・・
寝たふり、しといた方がいーな・・・

腹減ったな・・・
昼から食ってねぇー・・・

っーか今日検診あがりに待合室で待って、岡崎とケーキ買いに行く予定だったのになー

俺、まじで何やってんだろ

っーか、あの看護師がいけねーだろ!!!
あいつさえ来なきゃ、薬も縛られることもなかったかもなんだ。

あいつがいけねーよ・・・

いや、違うな・・・

待たされてイラついてた俺に
検診こっちだって片瀬に言われて

早く終わる抜けルート的な感じかと思って
ヒョコヒョコついてった俺に落ち度があるか。

はぁー。

今日の昼からやり直してぇ・・・
ついてねーな、腕折ってからまじで・・・

鬱とかハゲになりそーだ

頭いてぇー・・・

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