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S×強気で恋になる

第77章 ありがとう


ガチャっと扉を開けると
純平が声を上げた

「・・・今何時?」
「11時半過ぎ。セックスする?」
「は?ざけんな!まじでお前身体目的だろ!!」
「ラブホに連れ込んだ悪者みたいに言うなよ。乙女か。合意で車乗ったくせに。だいたい全裸でよく言えるな。そんなに身体が大事なんだったら服着ろよ、」

服着ろよ?
合意で車に乗った?

ふざけんなクソ野郎ー!!!

お前が全裸で縛って
暴れたら足首も縛って無理矢理
車に乗せたんだろーが!!!

っーか、こいつ・・・!!!!


やっぱ嫌い!!!!!!!



「黙ってるってことは図星ってこと?それとも、さぁ早くヤッて!ってこと?」
「ばか、変態!!ちげーよ!!!もういい!!」


「・・・・・・じゃ遠慮なく」


ギシッとベットに寝そべってる俺にまたがり
目をギラつかせるケダモノを睨む


「っ、そーゆー意味じゃ・・・っ、や、め、・・」
「もういい!って言ったろ。準備ができたってことだろ?」

っ、こいつ
どんだけ偏った思考してんだよ!!

自己中の極みか!!!


「っ、ーや、っ、ちょ、ほんとに、まず足ほどいて!!
手も!!!」
「征服感が増すから嫌。嫌がってんのにさ、ミノムシみてーで抵抗できねーだろ?こうされても、こうしても、逃げらんない」

そう言って脇腹を指でなぞったり
腰骨を触ったりする


そこが弱いの知っててわざとやってくるから
わかってんのに
俺の体はビクッと震えていた


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