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S×強気で恋になる

第78章 終わりは告げないで


んっ・・・

と目を覚ます


真一が運んでくれたんだ・・・
っーか、真一の夢みた・・・・


あいつ泣きそうな顔してんの


・・・あれ?


何か違和感を感じて
上半身を起こす


真一・・・いない・・・・・・
てか、ここ


俺の家・・・か・・・・・


こんな夜中に目ぇ覚めてんじゃねーよ


さみしくなる



真一ちゃんと帰れたかな
あのベットで寝てんのかな



なんでか分からないけど
携帯を取り出す



俺から連絡なんて
滅多にしないけど


急にしたくなって
俺は通話ボタンを押した


ワンコールしたところで
やっぱり夜中に迷惑だし
俺のしてること矛盾しすぎだって


そう思ってすぐに電話を切る



俺の寂しさを埋めるために真一がいるわけじゃない


そう分かってるけど
身体ばっかり優先してきたからか

実際この気持ちを、どうしたらいいかも
分からなくて俺は毛布にくるまった


俊哉のときの女達とは違うけど
そこでしか経験積んでねーんだよ・・・



寝よ



夜中だから考えが変になる



真一・・・迎えありがとう・・・・

そう俺は言ったかな・・・・



そう思いながら目を閉じると
俺の携帯が鳴った



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