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S×強気で恋になる

第79章 それぞれの地雷


朝なのか
まだ夜中なのか

わからないまま目が覚める


寝苦しい


そう思って俺はハッとした



純平に・・・・抱きしめられてる・・・



いつもは俺が抱きしめて
逃げられて
抱きしめて

を繰り返してるのに

今日寝苦しいと思ったら
純平が抱き枕並みに俺を抱きしめていて


俺はそれだけですげー嬉しくなった


さすがに・・・暑いな・・・・・


そう思いながら
手を離すと
純平がんーっとまた抱きついてくる


かわいいな・・・・


そう思いながら
チュッと腕にキスをして
俺はまた目を閉じた


のに、


純平の手が下がって
だんだん股間のあたりを触ってきてることに
気付いて俺は目を開けた


この体勢で
この密着感で

微かに手のひらが触れる程度に
包まれたら


俺寝にくいんですけど


まあ、・・・寝るしかないよな


そう思って目を閉じる


と今度は後ろから抱きしめていた
純平の唇が首筋に埋れてきて
俺は上半身を起こした


「っ、純平、起きてんだろ!!」
「・・・・・・ん、さっきのもっかい・・」


そう言って動揺してる俺の肩を抑えて
また後ろから抱きしめられる

首筋に歯を立てながら
俺の股間を緩々触ってくる
のはある意味拷問で
俺はわけわかんなくてパニックだった


「純平!!!やめろ!!!ちょっと、待て!!!」
「・・・・いいから・・・。俺・・・ホモじゃないけど・・・真一は特別・・・」
「はぁ?!何言って・・・!!」
「・・・なんかわかんねーけど、してあげたくなった・・・・」
「寝ぼけてる?」
「寝ぼけてない。俺も・・・・真一の特別になりたい」
「そんなのもうなって、っ、・・・!!」


急にズボンの中に手を入れて
この異常な中で息子を刺激し出して
純平の意図は読めないまま
俺はもう素直に感じることにする

純平が何を言って
何がしたくて
どうしたいのかが
さっばり分からなかった


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