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「・・・アメリカで、結婚するか」
「？」
「結婚。死ぬまで一緒で、おんなじ墓入るか」
「えー！お墓一緒、おもしれー・・・！！」
「そこじゃなくて。結婚。したい人ー？」
「？・・・はーい・・・？」
「はい動画撮りましたー。婚約しましたー」
「こんにゃく？」
「お前まじで酔っ払っと頭弱くなるな。そこも可愛いんだけど、馬鹿さ加減に笑える」
「えー・・・笑って、もっと笑って」
「あはは、そーだな。俺も今かなり幸せかもしれねぇ。手かして」
「んー？」
「左手がいいなぁ。薬指かせ。」
「こっちかー。うわ、すげーシンプルでなんかかっこいいなー」
「だろ。オーダーメイドの特注品。なくすなよ。なくしたら殺す」
「えー！！！じゃ、・・返す・・・欲しいけど欲しいけど俺なくすもん」
「・・・・・。いいからつけとけ」

そう言うと
嬉しかったのか指輪を照明にあてて
キラキラしているのを笑顔で眺めていた

ちゃんと

ちゃんと決めねーと


そう思いながら純平と改めて向き合った