S×強気で恋になる
第82章 いつもそばに
「すげー人。純平迷子になるなよ」
「っ・・・・・・ん、・・・・・・」
もう俺歩けねぇ・・・
フラフラ、する・・・・・
そう思いながら
必死で真一の後ろを歩いて
入国する
初めての海外にすげードキドキしてたのに
飛行機内での遊戯が激しすぎて
俺は一睡もしてなかった
前の晩も・・薬でヘロヘロにされて
俺の体力底ついてる・・・
ため息をつきながら
ギュッと真一の袖を持つと
俺よりたくましい腕で
肩をガッツリ支えられた
「タクシー乗って、新しい部屋ついたら寝ていいから。純平、顔がエロい」
「っ、るせ・・・寝かせろ、よ・・?」
「その前にケツに入ってるもんとらなきゃなぁ?」
そういいながら、スルスルっと
ケツを撫でられて
そのままズボン越しの秘部に指を押し付けられる
「っ、ちょ!!・・・人いる、から・・」
「人いなかったらいいわけ?そのわりに飛行機で、喘ぎまくってたろ」
「真一。調子乗ってっとお仕置き、するぞ、・・!!」
「してよ。俺様にしてみるか?」
こえーよ、バカ
俺のことオモチャだと思いやがって
絶倫鬼畜野郎め
そう思っていると
突然キスされた
「可愛い顔しすぎ。俺すげー好き、お前のこと。わかってる?」
「・・・わかってるよ。・・・・っか、タクシー・・」
「本当?俺お前のこと食べたいくらい好き。」
「それは、シャレになってねぇ。噛み跡つけすぎ・・・っ、あ、・・スイッチ、いれん、な、・・・」
「エロいお前も好き。俺だけの前で乱れてさ、」
タクシーに乗り込みながら
耳に息をかけられて
また俺はとろけそうになる
「純平、運転手にここの住所英語で説明しろ。」
「っ、お前がしろ、よ、・・・んだよ、頭撫でるな!わかったから、・・・」
急に好きとか言われて
また俺は弄ばれてるよなー
そう思いながら、新しい俺たちの住まいの住所を運転手に伝える
新しい家
新しい国
ここから・・・また、スタートか・・・
外をみながら、そう思っていると
真一が俺の体をよせて
もたれかかるようにさせるから
その体温が妙に心地良くて
真一のそばから離れられなかった