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S×強気で恋になる

第83章 S×強気は愛になる


「楓ー。これで段ボール最後」
「あいよ。結構荷物少ねぇな」
「だな。・・・新しい俺たちのスタートか」

部屋の真ん中に立つと
真っさらな部屋と家具がキラキラしていて
本当に気持ちがいい

「真ちゃんに連絡した?」
「したした。また同じ病院で働くとはな。せっかく和也と2人でラブラブできると思ったのにー」
「俺はずっとお前のそばにいるよ。」
「キス・・・する?」
「っ、・・もう、してんだろ、・・」


何度も唇を重ねる
お互いの肌を重ねて
抱きしめあってする優しいキス

しばらく互いの体温を確かめると
身体を離し見つめ合う

と、和也が窓の外を見ながら
ポツリと呟いた

「純平元気してっかな・・・」
「さー。ヤリ殺されてるかもな。毎日泣いてそー」
「やっぱそうだよな。たまにしか連絡くれねーし」
「純平はマメじゃねーから、そんなもんだろ。いいじゃん、隣の部屋に越したんだし」

そう言いながら、隣の部屋と繋がってる壁をみて
2人で目を合わせて笑い合う

「物音しねーな」
「な。もっとドタバタしてんのかと思った。和也、腹減ったー」
「はぁ?・・・飯にする?」
「うん。・・・あ、岡崎の飯、食いに押しかける?」

そうイタズラに笑うと
和也がニヤっとした

「賛成。日本のお土産もついでに持って行こうぜ」
「あぁ。純平と久しぶりだから、和也に触りまくるんだろーなー。俺、絶対嫉妬する」
「はぁ?すんなよ。俺あいつのこと弟だと思ってっから」

そう言いながら、お土産の整理をする和也の背中を抱きしめる

「お前が初めてドキドキした男だから嫌なんだろ。」

そんなことを言って
拗ねてる楓を引き剥がし
俺はクスッと笑った

「根にもつな。純平、可愛いから」

そう言って、和也が笑うから
思いっきり腰に来る

ムラムラさせやがって・・・


「・・・一回ヤッてから行こ」
「は?!ちょ、離せ!!」
「やだ。今欲しい。今愛したい」
「わかったから、楓!!」

早急に愛し合いたくて
俺は和也を抱き上げてベットに放り投げた

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