テキストサイズ

S×強気で恋になる

第83章 S×強気は愛になる

「っ、・・・ばか楓・・・」
「ちゃんとセーブしてやったろ?お前本気で抱くと、眠りこけちゃうし。はら、機嫌直せって。お互い気持ち良かったわけだし。」

そう言って、チュッとキスする楓の耳を抓る

「いて、いててて、・・・」
「もーしばらくエッチしねぇからな」

そう言って、また岡崎のところへ行く準備をしだす和也の横に座る

怒ってる顔も可愛かった
和也が拗ねたらとことん機嫌をとって
甘やかす

それが俺たちの関係だった

まあ、和也の邪魔して無理矢理エッチに
持ち込まない限り
俺たちが喧嘩することなんてねーんだけど

今日は俺が純平に勝手に嫉妬して
勝手に和也をその気にさせて
ムードなくエッチしたから

・・・俺が悪いか

「和也、早く行こうぜ」
「・・・・待って。純平が置いてったぬいぐるみ」

そう言って和也が段ボールから
大きなクマのぬいぐるみを出す

純平が和也にありがとうって
置いてったんだっけ

純平可愛すぎ。和也そんなん全然いらねーのに
それを置いていくあたり

そう思いながら、立ち上がると
和也がくまちゃんを持って立ち上がった

「なんか緊張する」
「なんで和也が。泣きそうなツラすんな」
「うるせー。だって、あの甘えん坊の泣き虫純平だぞ?それが鬼畜と異国で半年間2人っきりなんて、・・・」
「不憫すぎるな。」
「否定できねーとこが、情けねぇよ」

そんなやり取りをしながら
俺たちは扉を開ける

隣の岡崎宅のドアの前に立ったとき
すげーいい匂いがして

また和也と目を合わせて
ニヤっと笑った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ