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S×強気で恋になる

第9章 熱

チュクチュクーチュポー
水音が嫌に耳にはいる。
目が薄っすらと開く。
「気を失っていいなんて、言ってねーぞ。イカして下さい。それが言えなきゃ、今日は寝れねーなぁ。」
そんなことを耳元でいった。

「っく・・いたっ・・も・・いい加減・・はなっ・・ せよ・はぁっ」
「不正解。それは答えじゃない。だいたいそんな涙目で言って、俺のこと煽ってるのか?それともそんなに痛いのが好きなのか?」
はぁーっとため息まじりに、岡崎はポケットから、丸いものを取り出した。
そして、まだ俺の尖端には綿棒が刺さっているその竿にそれを巻きつけた。

「ってめ・・・やめろ・・・」
「あーぁー、最後も不正解か。純平、学習能力なさすぎ。」

そういってスイッチを押した。

俺はそのあと、イカせて下さいと懇願するハメになる。

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