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S×強気で恋になる

第32章 お兄ちゃん

エレベーターの中で静まり返る
すると岡崎が恐ろしいことを言い出した。
「どんな話し合いがいい?っーかなにしたい?
1、お前のチンコにまた注射して気持ちよくなる
2、イカさないで失神しまくる
3、犬になる
これもいいな、楽しめそうだ。
4、目隠しして媚薬飲んでよがりまくる

ほら、選べ。」

なっ・・・・
クラクラする・・・

「選ばなきゃいけねーの!?どれも無理だろ!!っーか、俺、そーゆーのまじで無理だし・・Mじゃねーから楽しいとか思わねーって!!拷問だろ!!」
「じゃあ、お前は何したいの?」
「っ、寝るんだよ!普通に何もせず。お前溜まってんなら一人で抜いとけよ!!ほら、AV借りてこいって!」
「そんな反抗してさ、もしかして・・・どれもやりたいの?」
「ばかやろ!!本気で嫌がってんだよ!!」
目が怖いって

俺はポケットを触る

さっきの媚薬入りキャンディ、岡崎が車降りたときにこっそり持ってきたんだよな・・・

これ、あいつに食わせたら寝るかな
いっつも負けっぱなしだし
力じゃ片手だから負けるし

これに睡眠薬まぜて
飲ませてやる!!!

そう思いながら玄関につく

「お兄ちゃんを困らすな。先にシャワー浴びるか?」
「いや・・・今日は俺があったかい紅茶入れてやるよ。」
「珍しいな。早く入れてぶっ壊したくなるね。」
機嫌が一気によくなり、俺の頭をポンポンしてくる

「・・・。座ってろ・・・。」

ぶっ壊すって・・・
まじで勘弁

俺はキャンデイと睡眠薬を割ってコップにいれ、熱湯で溶かし、その上からティーパックを入れた。

なんかバレたら殺されそうで怖いな・・・
牛乳入れてもっと混ぜるか・・・

「早くしろ。俺を待たすなよ。」
片手でこぼれないように紅茶をテーブルに置く。

「それ飲んでて。俺、風呂入る。」
「・・・こっちこい。」

・・・こーゆーときは優しい。
服脱がすの手伝ってくれたり、ギプスに水が入らないように袋つけてくれたり・・・

「俺を待たすなよ?」
「・・・うるせー、」

それ飲んで変になって眠くなって
寝てしまえ

俺は今日は絶対やらん

俺は内心バレるんじゃないかと、ドキドキしながら風呂場へ向かった

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