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S×強気で恋になる

第35章 岡崎の横

「ただいまー、おーい俺様のお帰りだぞー」
あー、疲れた
飲みすぎたー
女がうるせーからさー

「和也さん、もう夜中です。大きい声はお控え下さい。」
「んだよ、使用人のくせにうるせーな。あれ、靴が多い。えー、もしかして俺の真ちゃん帰ってきてんの?」
「はい。お客様とお帰りになって、今もうお休みになってます。」

真ちゃん、久しぶりだなー
俺と容姿も背格好も似てるのに、あいつ真面目だからなー。俺は親父のコネで入社して生きてるのに。

ガチャッと部屋をあける

うわ、なんか綺麗な顔にワイルド感が増したな
相変わらず、寝姿も怖いな

そう思いながら寄って行くと
もう一人の男が真ちゃんの胸にうずまっているのがみえた

は?だれ?

女じゃねーの?

いや、女か?・・・男だよな。。。
これ美人すぎんだろ・・・

俺も真ちゃんも185センチの身長に加えて黒髪イケメンだと思ってたけど、なにこいつ。
こんな綺麗な顔したやついるわけ?

肌ツルツル・・・
彫りも深いし、鼻も高いし
そのわりになんか柔らかいっーか

やべ、触りてぇ・・・

布団から出ていた手のひらを触る

ギュッー・・・

握り返してきたー!!

なにこいつ!?

「真ちゃん!!起きろ!!俺だ、和也だ!!!っ、どけ!!」
俺は酔っ払った勢いで、真ちゃんの胸とこの寝ている間目掛けてダイブした

ガッー・・・


「・・・って!!!は?だれ?え?岡崎?」
目を開けると岡崎かなんかが、俺の腕の上にいた

「岡崎だ。真ちゃんの兄貴の和也です!あんた名前は?歳は?」
「え?は?・・ちょ、・・なに?」

「って・・・。おい、純平、てめ、どんな寝方してんだ、、、ってはぁ?!」
「あ、真ちゃん。起きた?この人、可愛すぎてお二人さんの間にダイブしちゃった」
耐えずニコニコしている岡崎似の男に俺は笑ってしまう

「お前が始終笑ったらこんなんか、きもいな。」
「うるせー純平笑うな。電気つけろ、電気!!」

なにがどーなって
どーなってんだ!?

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