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S×強気で恋になる

第35章 岡崎の横

「電気つけるぞ。」
パチッと部屋が明るくなる

「なっ!!おい、純平、そいつから離れろ!!」
俺はうつ伏せで、岡崎似の男に乗っかられたままだった。

「和也!!てめー、いい加減にしろ!そいつ俺のモノだ!!」

そう言って和也を離し、俺の上に岡崎がのりかかる

「ちょ、重い!!岡崎、起きるから、どけ!!」
「俺の純平に触るな!!」
「真ちゃん、本気だねー。相変わらず怖いな。君、名前は純平?俺、カズヤ。好きに呼んで。にしても、美人っーか、美形っーかいい男捕まえたね。兄貴達がほっとかないぞ、こりゃ。」

「うるせー!!だから入ってくんな!!俺のものだからな!!」
そう言って、ほっぺたにちゅーされる。

「うわ、やめろよ!!」

「・・・真ちゃん、相手嫌がってるけど?」
「嫌がってない。こいつ素直じゃないだけだ。今のは、もっとしてって意味だ!」

「はぁ?んなこと思ってねーよ!!岡崎なんか嫌いだって!」
「あぁ。俺も好きだ純平が。ほらな、俺のこと好きって言ってるだろ?和也、早く出てけ!!」

ベットに座りヘラヘラしていた、和也が立ち上がる

「岡崎もあれくらい笑えば?お前顔怖い。」
「よくいった純平君。だよな?こいつ怖いんだよ。でも、意外と涙もろいからお兄ちゃん心配。」

「っ、うるせー!!!」

岡崎が叫ぶあたりで、扉が開いた






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