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S×強気で恋になる

第37章 和也の優しさ

ぼーっとしている俺の頭をポンとたたかれる

「ねー、俺真ちゃんのこと兄弟の中で一番好きなんだよねー。雅史もかわいいけど。っーことで、仲良くしよーよ。お前、ほっとけない。」
ベットから立ち上がりカーテンをあけながら、そんなことを言われる

「・・・変なこと聞くけどさ、お前ゲイじゃない?っーか、触らない?」
夏目もみんな、結局下心があんだよな
それで壊れるくらいなら、一人でいい

「はぁ?ねぇよ。第一、俺がお前に手を出したら真ちゃんとご飯食べに行けなくなる。」

ニコっと笑われ、妙な安心感がわく

「笑えよ。あと、和也でいい。真ちゃんより1つ上だけど、ため口でいい。まだ寝てる?」

真一より1つ上・・・
こんなチャラそーだから、もうちょい若いかと思ってた。かと思ったら岡崎みたいで、変な安心感あるし。


「おい、黙るなよー泣くぞー」
「はぁ?うぜーな。泣くな。わかったから。嘘泣きやめろ。」

こいつ、なんなんだ
岡崎と同じ顔で調子狂う

「・・・純平さ、口悪いね。」
「真一にも言われる。うるせーよ。」

昨日はなんだったんだろ
3人にやられた。それは間違いない

痛かったのか?
あー、雅史がめちゃくちゃしてきたのは覚えてる

やべ、

わかんね

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