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S×強気で恋になる

第37章 和也の優しさ

「・・・っ、わっ!!」
俺は抱きしめられていたことに気付き声をあげる

「んーっ・・・。あぁ、起きた?大丈夫?」
ニコッと笑いかけられる

え?は?
頭回ってない

「 ・・・真一?」
「おいおい、あんな仏頂面じゃねーだろ。俺だよ、和也。真ちゃんと似てるー?」
再びニコっと笑いかけられる

・・・あいつがこんな始終わらってたら気持ち悪いな。似てねーわ。
そう思って寝返りをうとうとしたら
ズキッーと鈍痛がはしる

「っ、重ぃっ・・いてぇし・・」
そうだ。昨日3人乗り込んできて、なんか勢いでヤられたんだった。。。ところどころ記憶ねぇーし、なんだったんだろ・・・


「純平君さ、昨日のこと、覚えてる?」
「ところどころ、覚えてるけど、なんだろ、なんか思い出せない。。。・・・和也さんが、綺麗にしてくれた?」
クンっと腕を嗅ぎながら、俺の方を見た

「気にすんな。和也さんもやめろよ。和也でいい。まあ、俺ゲイじゃないから気楽にね。なんか飲む?」

ニコニコしてて
優しそうで
こいつ安心感がすげーある。。。


よかった、こいつで

目が覚めて、隣が真一だったら

俺、泣いてた

あいつ何してんのかな
昨日、あいつが怒ったっきりだ

まだ怒ってんのかな・・・

認めたくねーけど、

真一に会いたい。。。

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