無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「痛い、痛み増したから！！っ・・・も、寝かせろ！」
「寝て忘れようとしないでよ。今をもっと楽しまなきゃね、純平。せっかくの2人っきりだし。」

こいつ、まじでなんなんだよ

「も、本当にいたわれ。お前医者だろ！？」
「はいはい。わかったよ、ケーキ持ってきますー。あーん、して食べさせてあげるね？」

そんなことじゃねーよ！！

「も、いらねって！！いたいし、熱いし、くそっ」

ガチャー

「あ、岡崎さん。お疲れ様です。」
「純平。起きてたの？珍しいな寝てないなんて。」
「ちがっ、こいつが！！こいつのせいだ！！」

岡崎がクンっと部屋の臭いを嗅ぐ

「片瀬、いたずらするなよ純平に。なんか塗ったろ。軟膏か、この臭い？ お前明日も出勤だろ？送ってく。悪かったな。」
「ケツ裂けてましたよー？あ、じゃ、俺床の掃除してあげます、」

こいつ、岡崎の前では優等生ツラかよ！！

「純平、帰るぞ。ほら、着替えろ。ズボンはけ。」
「うるせーな。」

てか、片手で着替えるのってまじ体力使うんだぞ！？なのにケツ痛いなんて最悪だよ。

も、服着るのもめんどくせー

そう思っていると
パッと左手をもたれ、シャツをさりげなく着せてくれる

雑なようで丁寧で優しくて


お前エスパーか！！
なんで俺が思ったこと先にすんだよ。
怖ぇーよ

「ぼーっとすんな。俺はエスパーじゃない。行くぞ。」
ニヤッと笑われる

は！？

え！？

「なんでわかんだよ！！変態！！読むな俺の心を！！」
「お前が顔にですぎなんだよ。それじゃ、嘘も賭け事もできねーな。ほら、乗れ。あー片瀬、お前助手席。」
「2人っきりでドライブみたいだねー」


・・・俺は後部座席か

でも横になれるからいっか
横になるとケツも腕も楽だし


・・・・・


っーか、んなとこに気が回るなら、俺を犯すときも気を回せ！！手首に縄の跡ついてっし、ふざけんな！！


「純平、運んでやるから寝ろ。」


も、ムカつく。。。

俺こいつに勝てねーのかな

つかれた・・・