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S×強気で恋になる

第45章 残業

「も・・・いい・・・」
「何がいいんだよ!!も、終わりか?も、出てけってか?こんだけ夢中にさせといて、お前何も俺に言わねーのか!!」

なんで岡崎が泣きそうになるんだよ
わかんねーよ


「お前に・・・お前に心配かけたくねーんだよ!!」

情けねーんだよ
あんな親父にヤられて

「純平・・・。やっぱりアホだな。飼い主が面倒みるのは当たり前だろ。」

「っ、そーじゃねーって!俺真剣に、わ、ちょ、んっ・・・んっんく」

なんでキスすんだよ
っ、も、涙とまんね・・・

チュクチュ・・・ックチュ

「泣くな。お前ちゃんと俺のこと考えてくれてたってことだろ。俺のことなんか心配するな。な?俺はお前がいたらそれでいいんだから」

「俺は・・・対等でいたい・・・っ」
「それは努力不足だな。お前早漏だもん。無理だ、対等は。ほら、飯にするぞ。お前今日ハンバーググラタンだぞ?すぐ俺に電話しろよ。ばーか」

「だって・・・お前、怒ると思って・・・」
「当たり前だろ。ぶっ殺す。・・・てのは冗談だよ。今日は、お前のペースでいちゃつこうな」

俺、絶対甘くなったよな、こいつに
明日からお仕置き復活しなきゃ
俺が病気になる

こいつの悶える顔と痛みに耐える顔が見れないなんて、そっちの俺を心配してくれ


でも、俺に心配かけたくなかったのか


どんだけ可愛いんだ
お前

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