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S×強気で恋になる

第46章 両思い?


っ、朝か・・・
身体ダルいし、あっちこっち痛い・・・

無茶苦茶するから

っ、くそ・・・

あと二週間でギプスとれるんだ
そしたら逃走してやる!
反抗してやるからな!!

ギロっと睨むと
岡崎の手が俺の頭にふれる

うつ伏せに寝返りをうつと同時に深く抱きしめられる

っ、なんなんだよ・・・
離れて寝れねーのか!!

「・・・・・・寝ろって、まだ明方・・・」

え!?
起きてた!?

も、まじ怖い・・・


「お前、基礎体温高いから・・・お前起きたら体温あがって暑いんだよ、寝ろ・・・・・・」

じゃ!!
じゃあ、抱きしめなきゃいーだろ!!!


っんー・・・
とまた岡崎が眠りにはいる

なんだよ・・・
いつも俺の心読みやがって
俺に勝ち目ねーじゃん

ふと、俺のことを
抱きしめていた手を握る

冷たい・・・


でも、俺もこーしていいんだよな
こいつになら

甘えてみても

いいんだよな

そんなことを思いながら
ギュッと握ると、なぜか安心感が生まれた





んー、手握ってんじゃねーよ
純平が熱いから暑くなる
俺まだ寝たいんだよ
っ、寝かせろ!!!

突然バサッと布団がはがれる

「おい!!お前なんなんだよ!!寝ろって言ってんの!手握るな!暑いだろーが!なに?ヤリたいわけ?」
「!!!ちげーよ!!寝るよ!てか、離れたらいーだろ!!」
「はぁ・・・離れたら泣くくせに。あー、もー、わかったから、ここで寝ろ。」
腕枕の状態で布団をあけ、飛びのいた俺を呼ぶ


「んだよ・・・寝ればいーんだろ」
「あぁ。俺今最高に眠くて機嫌わりーんだ・・・おやすみ・・・」

寝たし
俺も起きる時間まで寝よ・・・

もぞもぞっと岡崎の胸に顔をうずめた

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