S×強気で恋になる
第47章 俺の甘え方
「おい!いつまで床にいるんだ。早く布団戻れ。風邪引くだろ?」
「・・・お前が突き飛ばしたくせに。」
チッと舌打をして岡崎が
布団から出る
「おい。なんか言いたいことがあるみてぇーだな。」
「こぇーよ!脅すな!!」
「ご機嫌ななめでちゅかー?もー、純くん困ったねぇ。よしよししてあげるから、こっちおいで」
顔がバッと赤くなる
「っ、誰が純くんだ!!!やめろ!今更子供扱いすんな!!」
「可愛くねーな。もーよしよし、してやんねー。おやすみー・・・・・・」
「っ、してくれなくていいよ!俺に構うな!!」
・・・・・・無視かよ・・・
んだよ
やなやつ・・・
構って・・・ほしーのか、俺は・・・
なんでこんな気持ちになるんだ
よしよし
してよ・・・
ちげー!!!!
やめろ。俺!
もう、どーなってんだよ・・・
俺やっぱり岡崎がちょっとは好きなんだ・・・。
ドサッとベットに座って岡崎と離れて横になる
さみしい・・・
ちょっとずつ寄って
岡崎の手が背中に触れるくらいまで近づく
「・・・早く素直になれよ。よしよし、してほしかったくせに。ほら、もっとよれ。」
モゾッと寄ると、岡崎がぐっと抱き寄せた
くそ・・・
大嫌いなのに
こいつ鬼畜なのに
なんでこんなに
居心地いいんだよ
この手振り切れねぇ・・・